Akihito Izuhara
Mangosteen exhibiton ウィータ・ラカーヤマの世界
2010年11月9日~27日 馬喰町ART&EAT
溝上幾久子との共同企画展。 「ウィータ・ラカーマヤ」は、スタジオ・マンゴスチンのゲーム作品中に展開される架空の世界の名前。美しい森や湖を舞台に、人と動物のハイブリッドのような不思議な登場人物たちが、この地に伝わるという謎の歌や音楽を通して、自然と調和しながら生きている姿を描いている。この展示では、小形モニターでアニメーションを流すと同時に、登場人物たちのフィギュアーや、大妻女子大被服学科との共同制作による細密な原画を布に出力したタペストリーなどを展示し「ウィータ・ラカーマヤ」の世界観を表現。
五人のカレン Fives stories of KAREN
2003年6月9日~15日 text + video Installation G ART gallery
溝上幾久子との共同企画展。 会場では、並列される五つのキーワード、Water、Hand、Fire、Gun、Forkからそれぞれ、文章と映像により五つの物語が語られている。しかし文章と映像は異なる人物(泉原昭人、溝上幾久子)によって作成されており、細部において必ずしも一致しているものではない。文章から作られるイメージ、映像から作られる言葉、鑑賞者はその間に生まれる微かなズレを感じながら、物語を受容していく。 (小型液晶モニター5基、 テキスト、本5冊)
心臓噛 Shinzo-kami
2002年6月10日~16日 video Installation G ART gallery
中央には、プロジェクターで自作の短編映画「心臓噛み」が上映されている。周囲の壁には小型液晶モニターで「心臓噛み」のシーンとカットの断片が再生されており、鑑賞者は歩いて(または座って)、それらの映像を自由に見ることができる。映画の進行に対し、断片の映像は、時間のズレ、人物のズレ(入れ替わり)を鑑賞者に見せることで、断片と全体が等価する空間を生成している。モンタージュにより意味の読みとりを訓練された私たちにとって、反モンタージュの可能性を探るための実験装置。(壁面プロジェクター投影、小型液晶モニター10基)
「1」 one
2001年6月11日~17日 video Installation G ART gallery
物語とは、”関連によって結びつくイメージが複数個つながって作られるものである”(G・ベイトソン)と仮定するならば、既存の断片を恣意的に並列した場でも”イメージの関連”は起こり得るものなのか。そこから生まれる”物語”があるとすれば、それは鑑賞者によって異なる意味を生成させるのか。小型モニターを2組、また3組で設置、鑑賞者が異なる映像を同時に見るための装置。(壁面に小型液晶モニター11基を設置)
Mangosteen exhibiton パントス・ストーリーの世界
2001年 drawing Gallery Hartfiield/Nagoya
CD-ROM『パントス・ストーリー」の発売を記念してのマンゴスチンの展覧会。泉原:ドローイング、溝上:タブロー、ニシ:サウンドインスタレーション、スズキ:サウンドインスタレーション。当時のマンゴスチンメンバーはこの4名。
Thouthand Dogs
1990年5月28日~6月2日 Installation Gallery+1
イメージはいかにして関連づけられていくのか、そこから読み取れる”意味”とはいかなるものなのか、”関連性”について問うための作品。
水の中の祭祀
1985年11月11日~16日 Installation Gallery PARERGON Ⅱ
泉原昭人、小久泰伸、溝上幾久子の三人によるコラボレーション作品展。当時、映画「ノスタルジア」に触発されたわたしは1.5X1.5mのプールのインスタレーションを画廊に設置。